●416 深山の紅葉 みやまのもみじ 〇みやまのおくのみねにのぼりて

 表題:深山の紅葉
 読み:みやまのもみじ

 収録:(A)少女樂譜 30 成樂會 1925(T.14).11.5 ◎[A2-7] Copy=[P7]

 記譜:単声(伴奏付き) ヘ短調 6/8

 インチピット:ミ|ラシドシ|シラミ|ドシミラド

 曲:佐々木英(すぐる)(1892-1966)
 詞:犬童球渓 ※1925(T.14)作詞


[詞] ※少女樂譜 30より

1.深山(みやま)の奥の峰に登りて 深き谷間を眺め見れば
  夜(よ)の間(ま)の時雨朝の露に 染めもやしつらん燃ゆる色に
  あゝあゝあゝあゝ紅葉(もみぢ)照る ちしほの色に紅葉照る

2.立田の姫の織(ほそ)き腕(かひな)に 廣き深山を染めて織りて
  誰(たれ)にか着すと綾や錦 朝日に夕日にかけて晒(さら)す
  あゝあゝあゝあゝ秋の山 美(うる)はし清し秋の山


(C) Kyukei Kinenkan 2024